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院長ブログ

2013年11月30日 土曜日

かぜ症候群

こんにちは案浦です。
かぜ症候群の中に普通感冒とインフルエンザなどのウイルス感染症があります。普通感冒は鼻汁や咽頭痛などの局所症状を主とし高熱がでることはあまりありません。一方インフルエンザでは高熱や全身倦怠感や関節痛などの全身症状が主で肺炎や脳炎のどの合併症を起こすこともあります。特に高齢者や乳幼児では肺炎や脳炎で命を失うことも起こりえます。ですから症状の発症初期に単なる普通感冒かインフルエンザかの判断は非常に重要になってきます。単なる普通感冒だろうと自己判断せず内科や小児科で検査を受けるようにしてください。

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2013年11月28日 木曜日

二人がくれたもの

こんばんは案浦です。
キャロラインケネディさんは今回駐日大使に就任したあのケネディ元米大統領のお嬢さんです。たいへんな親日家であった父の遺志を引継ぎ日本へやってきました。彼女は早速ここ数日で、東日本の被災地へ赴き被災者の方たちに勇気と希望とエネルギーを与えてくれています。もう一人、私たち日本人が決して忘れてはならない人がいます。最後の最後まで自分の受け持ちの生徒をそれぞれの親に引き渡し、自らは津波に呑まれて亡くなったアメリカ人英語教師のテイラーアンダーソンさんです。彼女がわが身を犠牲にして示してくれた究極の慈愛の心を決して忘れてはなりません。

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2013年11月13日 水曜日

日本の医療の現状

こんばんは案浦です。
日本とアメリカで医療環境を比較してみたいと思います。
まず病床百床あたりの臨床医師数は日本15.7アメリカ77.9
病床百床あたりの臨床看護職員数は日本69.4アメリカ344.2です。人口1000人あたりの病床数は日本13.8アメリカ3.1です。つまり日本では少ない人数の医師や看護師で多くの患者さんを診ているということです。
医師数も看護師数もアメリカの五分の一という状況です。このような厳しい環境でありながら日本の医療レベルは世界トップレベルをキープしているのです。なぜそのようなことができるのでしょうか?それは毎日昼休みもなく献身的に身を粉にして働く医師や看護師の頑張りのおかげなのです。僕の高校の同級生には約30人ぐらい医師がいますが、みんなそれぞれ超多忙な毎日のようでした。ここ数年ようやく国も医学部の定員を増やすなどの医師不足への対策をとり始めました。しかしこの対策の効果が判明するのは数年先のことです。国は医師不足解消のためもっと大胆で速効性のある対策をとって欲しいと思います。
表の一番上の段が日本
表の一番下の段がアメリカ

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2013年11月12日 火曜日

インフルエンザワクチンの効果

おはようございます案浦です。
日本医師会雑誌にインフルエンザワクチンの有効性が確認されたという記事が載っていましたのでご紹介します。グラフはワクチンの使用量と死亡率の関係を示しています。1995年から1999年までは学童に対するワクチンの集団接種が中止になっていた時期でした。この時期の死亡率はたいへん高くなっております。一方1970年から1980年の学童集団接種が実施されていた時期の死亡率は低くなっています。この事実はやはりワクチンの有効性を示唆するものであると思います。まだワクチンを受けていない方は11月中には1回目の接種を終わらせることをお勧めいたします。
棒グラフがワクチン使用量
折れ線グラフが死亡率

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2013年11月 8日 金曜日

兄の受験の影で

こんにちは案浦です。
兄の受験の影で妹は悩んで迷っていました。「おにいちゃんが医学部に今年通らなかったら私が医者になる」17才の高校二年の娘はそう決めていました。
毎日、朝9時から夜の11時ぐらいまでがんばる兄の姿に医学部の難しさを目の当たりにしていた妹は万が一の医学部受験に備えて猛勉強していました。その努力の甲斐あって学力は医学部レベルまで上がっていました。彼女は来年文系に変わるようです。先日確認しましたところ決心は堅いようでした。これまでプレッシャーによく耐えてきたと思います。これから一年自分の信じる道を目指して伸び伸びと頑張ってほしいと思います。

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