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院長ブログ

2016年8月 4日 木曜日

パラリンピックの年

パラリンピックとはみなさんご存知の通り「障がい者のオリンピック」である。障がい者にとってのスポーツは単なる「リハビリ」の手段であったが、パラリンピックをきっかけに「生涯スポーツ」「競技スポーツ」へと発展してきた。リオへも多くの日本選手が参加の予定であり、きっと活躍してくれることだろう。日本の過去の成績を調べてみると、世界有数の先進国の割りには、それほどよくない。ロンドンパラリンピックでの金メダルの個数はアメリカの697個に対して106個であった。この圧倒的な差の最も大きな原因は障がい者に関するソフト面の遅れであろう。つまり、障がい者を見る周囲の目、障がい者に対する気持ちの違いなのである。アメリカでは障がい者に対して理解や関心が深いが、日本ではそれらが希薄なのである。その証拠に日本では障がい者に対して平気で差別的な言葉を発する人々が今でも多く存在する。世界有数の経済先進国としてまことに恥ずかしい話である。そんな障がい者差別大国日本でもようやく「障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律」が平成25年に制定された。企業レベルではずいぶん浸透してきて、障がいを理由とした採用拒否や配置転換などはなくなってきている。しかし、個人レベルへの浸透はまだまだである。一日も早くこの法律の精神が浸透し、障がい者に対する関心、障がい者スポーツに対する理解が国民全体に広まることを祈って止まない。
リオでの彼らの活躍がいまから楽しみである。
がんばれニッポン!

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2016年7月29日 金曜日

障害者差別禁止法

2014年1月日本は「障害者の権利に関する条約」を批准した。この条約では障害者に対するあらゆる差別を禁止すると明記されている。つまり、すべての日本国民は障害者を差別してはならないという法律なのである。国はまず、事業者に障害を理由に採用を拒否したり、障害を理由に配置転換したりしてはならないと厳しく指導をした。その結果、事業者が障害者を差別することはなくなった。しかし、個人では差別発言を繰り返している人が多数存在するのである。私の身近で言えば、グループホーム建設に反対していた一部の住民である。いまでも忘れもしない次のような発言である。「認知症高齢者と目か合うと気持ちがわるい」「外から認知症高齢者が見えると気味が悪いのでブラインドを下ろしておいてほしい」「グループホームは嫌悪施設に分類される」などであった。最近では、相模原の身障者施設で19人の方々が亡くなられた殺人事件があった。その犯人はやはり以前から障害者を差別する発言を繰り返していたのである。彼は「障害者が生き続けることは税金の無駄遣いであるから、親と話し合って安楽死させた方がいい」などと言っていた。もし、障害者差別禁止法に強力な強制力があって、彼が差別発言をした時点で逮捕できていれば、今回のような悲惨な事にはならなかったのではないだろうか。国はこの法律を強制力のあるものに改正し、差別発言をした時点で逮捕できるようにするべきではないだろうか。障害者の人権を軽んじる人たちに自分たちの人権を主張する資格はないと私は思う。

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2016年7月22日 金曜日

児童養護施設から大学へ

親からの虐待や育児放棄、経済的理由などの事情で、家庭で暮らせない子どもたちの多くが暮らしているのが児童養護施設です。その児童養護施設から大学に進学した志高い若者がいます。彼は児童養護施設で暮らす学生で学業、人格ともに優れた人に支給される奨学金によって進学できたのです。彼が大学進学を決めた理由は次のようなものでした。「自分はこれまで、児童養護施設に入った後、沢山の人に支えられ助けられながらここまで成長することができた。だから今度はそんな心底優しい人たちに恩返しをしたいんです。僕の大学進学が児童養護施設で暮らす後輩たちの目標になってくれたらいいなあと思いました。
また、親はいなくとも、ちゃんと高い志をもって大学に進学できるということを世間に示すことで、少しでも施設で暮らす後輩たちへの偏見やいじめをなくそうとも考えました。これが、僕をこれまで支え、育ててくださった方々への恩返しの仕方です。」彼は入学後、生活費捻出のためのバイトと勉学の両立に挑戦中です。児童養護施設の子どもたちの未来のために頑張って欲しいと思います。私も彼らのためにできることを探して支援していこうと考えています。
こんな素晴らしい若者は国の財産です、国民全員でサポートして、児童養護施設から彼のような若者がたくさん輩出される日が訪れることを願います。

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2016年7月12日 火曜日

新たな出会いと再会

毎年この時期になると、遠く離れた北陸の古都金沢の地で新しい出会いと懐かしい再会がある。それは、私の出身校でもあり、息子の在籍校でもある金沢医科大学の友人たちとの交流である。毎年、大学行事出席の後に、息子の友人たちと食事会をしている。今年は30歳以上年の離れた男女15人と焼肉を食べに行った。みんな仲が良く天真爛漫でいい子たちばかりである。息子はいい友だちに恵まれて本当に幸せな奴である。これからもずっと続けていきたい夏の楽しいイベントである。

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2016年7月12日 火曜日

毎年の恒例行事

今年も夏の一大行事が終わりました。毎年私の母校で、息子も第三学年に在籍する金沢医科大学の同窓会総会と後援会総会が昨日と一昨日の二日間でありました。毎年感じることですが、総会で大学の現状報告を聞く度に、年々発展している母校の姿を驚きと喜びの感情でみています。私が受験した35年前には倍率は4倍程度でしたが、いまは実に受験者数4000人超で倍率は実に30倍を超えています。また、医師国家試験合格率も95%を超える高い合格率を達成しており、医学部として円熟期を迎えた感があります。
今後母校に挑戦して欲しいことは、世界的な医学的研究です。夢 は大きく、ノーベル賞級で世界の医学界に貢献できるような研究成果を達成して欲しいと思います。私もOBとして微力ながら母校の更なる発展のために尽力していきたいと思います。
毎年、この行事がその年の後半戦を乗り越えるエネルギーを私に与えてくれています。

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